ハリとお灸の話
⑦ 網膜剥離(もうまくはくり)のこと
私事ですが、4月に右目の網膜剥離となり、手術のため12日間入院しました。
眼球には内部の大部分を満たしている透明なゼリー状の物質があります。
網膜剥離とは、それが加齢にともない網膜面から離れだし、
そのときに網膜を引っ張り、破れて起こります。
中高年に多い病気で、1万人に1人が起こるといわれています。
典型的な前触れ症状があります。
猛烈な飛蚊症と、目の中でビカビカッと光る光視症です。
何時何分に出たと発生時間がわかるほど急に起こります。
われわれの業界には、治療家が病気を体験すると、
その病気の治療がうまくなるという逸話があります。
今回の経験を今後の治療に活かすべく、
研鑽を積み皆様に還元していきたいと思っています。
どうぞご期待ください。