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なかいち通信

ハリとお灸の話

㉘「鼻うがい」のすすめ

 新型コロナの感染予防として私は、「鼻うがい」をやっています。

 鼻うがいとは、鼻の奥にある鼻咽頭(びいんとう)を、塩水で洗い流す
というものです。鼻をかんだだけでは排出しない、ホコリや花粉、
ウイルスや細菌を洗い流します。

 鼻咽頭には、リンパ組織が集まっており、鼻や口から入ってくる
ウイルスや細菌を、ここで捉え、気管や肺に侵入するのを防いでいます。

 チクチク療法の長田医師が、鼻うがいの手軽なやり方を報告しています。
用意するものは、食塩とお湯、それにダイソーやコーナンで売られている
小さなスポイトです。やり方は次の通りです。

 ① 40~50度のお湯を用意する。
 ② 塩水(濃度0.2%~0.3%)を作る。
 ③ スポイトで1ccほど吸い取る。
 ④ それを鼻の奥へゆっくりと流し込む。
 ⑤ そのとき軽く息を吸い込む。
 ⑥ 塩水は飲まずに、のどの奥に溜めたのち、吐き出す。
 ⑦ これを2~3回やり、鼻をかんで終える。
 というものです。

 自己体験ですが、鼻うがいをすると、鼻の通りがすっきりします。
また、鼻炎で鼻水が出る時なども、鼻水がピタリと止まり、鼻のムズムズ感
も収まります。